令和6年度第8回定例会・研修会が開催されました。
令和7年2月12日(水)午後2時30分より、大宮ソニック市民会議室906にて令和6年度第8回定例会がハイブリット形式にて開催されました。
荒川支部長の挨拶の後、県会及び支部の役員より連絡報告がありました。石倉顧問・埼玉県社会保険労務士政治連盟会長(政連の役割と案内、人間の優位性としてAI化が進んでも責任を取れるのは人間であること)、鈴木顧問・埼玉会副会長(働き方支援センター相談員と年金事務所の相談員の話、今後の会費について)、中嶋副支部長・情報セキュリティ推進委員会(2/18のSRPⅡ研修会の案内)、服部広報部長(ペーパーレス化と新着情報登録の案内)の順にお話がありました。その後、zoomで参加の新入会員の方1名の挨拶がありました。
休憩を挟み、午後3時より、研修会がありました。
連合会イノベーションAIプロジェクトの金山杏佑子様(東京会所属)を講師にお迎えし、『社会保険労務士向けAI活用』をテーマに、研修会が開催されました。AI Agent(自律性・目標指向・高度な推論の特徴を持つAIシステム)や社労士業務の未来予測(50年後の労務管理はAIが独立して遂行、社労士は監視・介入役へ、など)、NotebookLM(例えば200ページほどの助成金マニュアルをソースとして取り込み、そこから申請手順や添付書類などを取り出す)をはじめとし、生成AIの基礎知識(予め学習された情報に対して、データの中に存在する潜在的なパターンや規則性を元に、入力された情報に対して「もっとも確からしい」内容を生成する仕組みなど)、ChatGPT(生成AIを用いたサービスの一つで、大規模言語モデル(LLM)を基礎とし、膨大なテキストデータを学習することでテキストを生成するいわゆるText-to-Textモデル)、ChatGPTの使い方(現時点では、指示に応じて新たなテキストを作り出すことが得意なためアウトプットに向いているが、入力データに左右されるため、正確な情報の検索として用いるのは望ましくなくインプットには向いていない。ただし将来deep Researchが進化すればインプットの制度が上がるなど)、社労士業務との関連(1号・2号業務はAIがさらに効率化することに加え、3号業務においても対話型AIを利用して「問いに答える」方法で相談または指導が可能)、AIの利用に伴う社労士の3つの役割(①正確または適切な回答を行う役割、②責任を負う、ポジションを取る役割、③顧客の問いを発見・翻訳し、適切な回答に導くという役割)の順に、資料に沿ってお話くださいました。
時代のニーズに合った生成AIの活用につき、具体的なケースを交えながら分かりやすく説明していだたき、参加した会員は熱心に聞き入っていました。

定例会司会_原口会員

荒川支部長

石倉顧問(埼玉県社会保険労務士政治連盟会長)

鈴木顧問(埼玉会副会長)

中嶋副支部長(埼玉会情報セキュリティ推進委員)

服部広報部長

研修会タイトル

研修会司会_柴田会員

研修会講師_社会保険労務士 金山杏佑子様(東京会)

研修会風景①

研修会風景②