令和6年度第9回定例会・研修会が開催されました。
令和7年3月12日(水)午後3時00分より、大宮ソニック市民会議室401・402にて令和6年度第9回定例会がハイブリット形式にて開催されました。
荒川支部長の挨拶の後、県会及び支部の役員より連絡報告がありました。鈴木顧問・埼玉会副会長(4月1日より働き方支援相談センター開設)、水出監事・埼玉会副会長(埼玉会事業委員会より倫理研修該当者への受講案内)、及川厚生部長(3月8日支部対抗ボウリング大会での団体優勝)、荒川支部長(政連常任委員会より桶川市長選挙のお知らせ)の順にお話がありました。その後、会場参加の新入会員3名の方々の挨拶がありました。
休憩を挟み、午後3時30分より、研修会がありました。
支部会員である堀米整会員を講師として、『36協定基礎研修』をテーマに、各種36協定届出書の記入方法及び実務上の注意点について研修会が開催されました。共通事項(3か月以内の1年単位の変形労働時間制の場合の記載区分は②ではなく①になること、出向者がいる場合の労働者数は原則出向先でカウントなど)、特別条項付き(限度時間を超える度に健康及び福祉を確保するための措置を実施したうえで記録を残し、その記録は36協定の有効期限プラス3年間保存するなど)、建設業における災害復旧等の対応が見込まれる場合(手続きフローチャートや、長期的な建設の事業の復旧及び復興である法第139条第1項と緊急のライフラインの復旧である法第33条第1項の違いなど)、自動車運送業における協定届(自動車運転の業務に従事する労働者に限り、特別条項の回数制限適用なし、限度時間は960時間など)の順に、資料に沿ってお話くださいました。基本的な内容をはじめとし、豊富な体験談を踏まえ具体的なケースを交えながら分かりやすく説明していだたき、参加した会員は熱心に聞き入っていました。
午後5時からは、年金実務基礎研修会がありました。
支部会員である渡部光広会員を講師として、『遺族年金、未支給年金実務基礎研修』をテーマに、研修会が開催されました。死亡に関する手続きの概要(未支給年金請求・遺族年金請求・寡婦年金請求・死亡一時金請求)、未支給年金の請求権者の範囲が拡大されたこと、請求に必要な書類、遺族年金(支給対象者や受給要件、年金額、遺族厚生年金と他の年金との調整、受給権の失権)の順に、パンフレットだけでなく、実際に使われている申立書や請求書の記入例も用いて、分かりやすく解説してくださいました。実際にあった相談事例もお話いただき、日頃年金業務に携わる機会がない会員にとっても興味深くためになる研修会でした。

定例会司会:和泉会員

荒川支部長挨拶

鈴木顧問・埼玉会副会長

水出監事・埼玉会副会長

及川厚生部長

研修会タイトル

研修会風景

研修会講師:堀米 整 会員

実務基礎研修会タイトル

研修会・実務基礎研修会司会:齊藤会員

実務基礎会風景

研修会講師:渡部 光広 会員