令和6年度第6回定例会・研修会が開催されました。
令和6年12月18日(水)午後2時45分より、大宮ソニックシティ市民ホール401・402にて令和6年度第6回定例会がハイブリット形式にて開催されました。
荒川支部長の挨拶の後、県会及び支部の役員より、中嶋副支部長(情報セキュリティ推進委員会よりマイナポータル・登録オンライン化について)、町田事業開発委員(「ビジネスと人権」セミナーの案内)、及川厚生部長(研修会後の支部ボウリング大会について)、服部広報部長(ペーパーレス化と新着情報登録の案内、『シャロームおおみや54号』のお知らせ)、望月会員(医療労務管理小委員会からスキルアップ研修の案内・埼玉県社会保険労務士協同組合から教育情報事業の研修及び共同購買事業・福利厚生事業の案内)、大杉会員(SR埼玉経営経営労務センターより令和7年講演会のお知らせ)の順に連絡報告がありました。定例会の最後には、総務部より、令和7年1月24日に開催される賀詞交歓会の案内がありました。
休憩を挟み、午後3時20分より、2部構成の研修会がありました。
第1部では、大宮年金事務所 厚生年金適用調査課 課長 高井 弘樹 様 と関 史津香 様を講師にお迎えし、『社会保険適用拡大、マイナ保険証』をテーマに、特定適用事業所の判定(被保険者の総数が常時50人を超えるとは適用事業所に使用される厚生年金保険の被保険者の総数が12か月のうち、6か月以上50人を超えることが見込まれる場合を毎月判定)、資格確認証の発行(被保険者資格取得届及び被扶養者(異動)届の新様式の「発行が必要」にチェックを入れて届け出ることで、交付申請手続きなしで発行)、オンライン事業所年金情報サービスの概要(令和7年1月以降の機能拡大)などを資料を用いてお話がありました。その他、年金事務所の調査(特定適用事業所に該当している事業所に対する調査や、2月に行われる会計検査院の年金事務所に対する調査(事実に基づいた処理がなされているかを調査)の対象となる事業所は会計検査院が指定)など、具体的な内容を交えながら分かりやすく説明していだたき、参加した会員は熱心に聞き入っていました。
第2部では、独立行政法人 高齢・障害・求職者雇用支援機構 埼玉支部 高齢・障害者業務課 高齢者雇用支援業務担当 藤田 隆俊 様を講師にお迎えし、『65歳超雇用推進助成金』をテーマに、メインである65歳超継続雇用促進コースを始めとし、高年齢者評価制度等雇用管理改善コース、高年齢者無期雇用転換コースの順に、支給額、主な支給要件、申請の手続きなどについて、パンフレットを用いて解説くださいました。その他、障害者雇用納付金関係助成金についても説明していただきました。労働力調査を基にした総務省の集計では、15歳以上の就業者全体に占める高齢者の割合は13.5%で、およそ7人に1人が高齢者であり、今後はさらに増えることが見込まれていることから、時代のニーズに合った有意義な研修でした。
研修会の後は場所をラウンドワン大宮店に移し、大宮支部ボウリング大会が開催されました。