令和3年度第7回定例会・研修会が開催されました。
令和4年2月18日(金)午後3時より、大宮ソニックシティ市民ホール401・402にて令和3年度第7回定例会が開催されました。
荒川支部長の挨拶の後、県会報告・連絡事項、新入会員の方の自己紹介がありました。その後、全国健康保険協会 埼玉支部 業務部長 大森雄二様より、退職後すみやかな保険証返却に関する事業主への周知につき、ZOOMにてお話しがありました。保険証回収の流れや、無効となった保険証を使用した場合(令和2年度埼玉支部での無効保険証の受診は約7,400件、2億7千万円)の手続きの流れについて、図表を用いて説明いただきました。
休憩を挟み、第1部 雇用保険法関係研修会として、大宮公共職業安定所 雇用保険適用課 雇用継続給付専門官 渡部英樹様を講師に迎え、令和4年1月1日施行の雇用保険マルチジョブホルダー制度(2つの事業所の労働時間を合計して週所定労働時間20時間以上かつそれぞれの事業所で31日以上雇用見込みがある65歳以上の労働者が、自身の住所地を管轄するハローワークに申し出ることで、例外的に「マルチ高年齢被保険者」となることができる制度)について研修がありました。雇入・資格取得から喪失・資格喪失まで豊富な資料から具体例を用いて説明していただきました。
引き続き、第2部 ZOOM配信ホスト操作方法研修会として、株式会社ノヴァキック 代表取締役 小松寛様を講師に迎え、ZOOMの使い方、配信ホスト操作方法について研修がありました。受身で参加するだけでなく、ホストとして活用していくための手順やポイントを分かり易く説明いただきました。
研修会終了後、渡辺佳哉会員を講師として雇用保険実務基礎研修会がありました。雇用保険の資格取得届・資格喪失届・離職票等の手続きの基礎知識、その他雇用保険業務についての注意点や留意点について、「雇用保険事務手続きの手引き」を用いて段階的に分かり易く解説していただき、出席した会員は熱心に聞き入っていました。