令和3年度第8回定例会・研修会が開催されました。

令和4年3月16日(水)午後3時より、大宮ソニックシティ市民ホール401・402にて令和3年度第8回定例会が開催されました。 
荒川支部長の挨拶の後、県会報告、支部からの連絡事項、新入会員の方の自己紹介がありました。
休憩を挟み、年金基礎研修会として、渡部光広会員を講師として、2022年施行の年金制度改正法について研修がありました。被用者保険の適用拡大に関する見直し(月に100人超規模の企業は2022年10月から適用、50人超規模の企業は2024年10月から適用)をはじめとし、老齢給付関係の制度改正の内容(繰り上げ減額率の変更、繰り下げ上限年齢の引上げ、本来受給選択時の特例的な繰下げみなし増額の導入、在職老齢年金制度の見直し、加給年金の支給停止規定の見直し、在職定時改定の導入)について、その改正の背景・目的から内容、相談の際の留意点について、スライドの資料や実際に年金相談で携わった具体例を用いて、段階的に分かり易く説明していただきました。
研修会終了後、堀米整会員を講師として社会保険実務基礎研修会がありました。2022年1月改正健康保険法(任意継続被保険者の資格喪失事由の追加、傷病手当金の支給期間の通算化)、傷病手当金、出産手当金の給付の内容及び手続きの注意点や留意点について、申請書類や実際にあった事例を用いて分かり易く解説していただき、例題をもとに傷病手当金申請書と出産手当金申請書を作成しました。書類を作成することにより一段と理解が深まりました。制度の背景や考え方についても触れられ、出席した会員は熱心に聞き入っていました。