令和5年新春講演会が開催されました。
令和5年1月24日(火)午後2時30分より、パレスホテル大宮ローズルーム東にて、令和5年新春講演会が開催されました。今回も昨年に続きZOOM併用のハイブリッド開催となりました。
荒川支部長の挨拶の後、県会及び支部からの連絡・報告がありました。その後、ご来賓の方々からご祝辞を頂戴しました。最後に、司会の髙柳会員より大宮地区労働基準協会 前会長 菊池様の書『昂揚』について説明がありました。
休憩を挟み、午後3時20分より支部顧問でもある全国社会保険労務士会連合会 副会長 石倉 正仁先生による新春講演会が開催され、「これからの社労士の展望」をテーマに、お話しいただきました。
石倉先生の自己紹介をはじめとし、法改正関係、社会保険労務士制度の立法主旨(昭和43年)から第8次改正(平成26年)の流れ、社会保険労務士白書より2022年3月末の登録状況(44,203人)や構成比(男性67.9%、女性32.1%)などの現状について、制度創設55周年を迎えるにあたってのポイント(「働き方改革」から「働きがい改革」へ、SDGs、ビジネスと人権、第9次法改正についてなど)、社労士はどこへ向かうのか、の順にお話しいただきました。途中、歴代支部長や藍綬褒章、東京国際フォーラムでの50周年記念式典の際の貴重な写真を交えながら、社労士や大宮支部などの歴史、社労士のおかれている環境、使命や責務についてなど、時間いっぱいまで熱くお話しくださいました。
講演会終了後、山口副支部長より石倉先生に花束贈呈がありました。最後に、中嶋副支部長より閉会の挨拶がありました。
社労士は国民の利益を守る資格であり、頼りになる存在として崇高な使命感をもって光り輝き続ければ、その先にある「誇り高き社労士」の時代が創造される。その時代に向け、参加会員は、気持ちを新たに熱心に聞き入っていました。