令和5年度第7回定例会・研修会が開催されました。

 令和6年2月14日(水)午後3時より、大宮ソニックシティ市民ホール401・402会議室にて、令和5年度第7回定例会がWEB併用で開催されました。
 荒川支部長の挨拶の後、県会および支部からの報告連絡として、県会から山口副支部長よりビジネスと人権に係る研修会への出席報告、服部広報部長よりホームページに係る報告・連絡、中嶋副支部長より県会主催e-Gov電子申請研修会開催のお知らせがありました。その後、新入会員4名の方の挨拶がありました。

 休憩を挟み、大宮支部 望月厚子会員による「在職老齢年金制度」と題して、年金制度についての研修がありました。60歳以降、厚生年金保険に加入しながら受け取る「老齢厚生年金」「特別支給の老齢厚生年金」に係る在職老齢年金制度は、老齢厚生年金の額(基本月額)と給与や賞与の額(総報酬月額相当額)の合計額によって年金額の一部または全額が支給停止となる場合があり、理解しずらいところです。研修では、制度の仕組み・対象部分・制度改正ついて、老齢基礎年金・加給年金、高年齢雇用継続給付及び繰り下げ制度との注意点を踏まえて説明され、支給停止額の計算方法についても計算例を示されるなどわかりやすく説明していただきました。また、社会保険労務士が押さえておきたい「経営者への年金アドバイスポイント」ととして、経営者の事業承継(退任)時期・役員報酬の検討を踏まえ、経営者の受給開始年齢を見据えた提案をすることが大切とのことです。令和6年4月からの改正点も入れ、実務に有益な内容で、ポイントをわかりやすく解説していただいき、出席した会員は熱心に聞き入っていました。

 定例会・研修会終了後、渡辺佳哉会員による「雇用保険実務基礎研修会」が開催されました。雇用保険の取資格取得届・資格喪失届・離職票等手続きの基礎知識をはじめとした雇用保険業務についての注意点や留意点について、具体例をもとに解説していただきました。

定例会・研修会タイトル

荒川支部長挨拶

山口副支部長

服部広報部長

中嶋副支部長

研修会タイトル

研修会講師:望月厚子会員

研修会①

研修会②

実務基礎研修会タイトル