令和6年度第5回定例会・研修会が開催されました。
令和6年11月19日(火)午後3時より、大宮ソニック 市民会議室906にて、令和6年度第5回定例会が開催されました。
荒川支部長の挨拶では、今年も大盛況だった桶川市民まつりとあげお祭り、支部対抗ゴルフ大会で3位になったことなどのお話しがありました。その後、鈴木県会副会長(マイナンバーカードと資格取得について、社労士法第27条関係)、水出県会副会長(倫理研修の受講、政連から選挙活動のお礼)、及川厚生部長(11月14日の支部対抗ゴルフ大会の報告、12月18日の支部ボウリング大会の案内)、服部広報部長(11月3日桶川市民まつり、11月9日・10日のあげお祭りの報告、ペーパーレス化の案内)、嶋村県会広報委員(社労士の日の特集が埼玉新聞で掲載されることの案内)の順に、それぞれ報告と連絡がありました。その後、新入会員3名の方の挨拶がありました。
休憩を挟み、2部構成の研修会が開催されました。第1部では、全国健康保険協会埼玉支部 業務部 業務専門役 工藤 敦智 様を講師に迎え、「マイナンバーカードと健康保険証の一体化について」をテーマに研修がありました。健康保険証発行の終了に伴うマイナ保険証への円滑な移行に向けた対応、資格確認書の発行の流れ、新規資格取得時における資格取得届の様式変更、資格情報のお知らせの発行スケジュール、資格取得からマイナ保険証が使用できるまでの流れ、協会けんぽマイナンバー専用ダイヤルの案内など、資料に沿って順に解説していただきました。
第2部では、埼玉労働局 雇用環境・均等部 指導課 鈴木 めぐみ 様を講師に迎え、「改正育児・介護休業法のポイント」をテーマに研修がありました。令和7年4月1日施行の改正内容(子の看護休暇の見直し、所定外労働の制限の対象拡大、育児のためのテレワーク導入の努力義務化など9項目)、令和7年10月1日施行の改正内容(「柔軟な働き方を実現するための措置」の創設、妊婦・出産の申出時や子が3歳になる前の個別の意向聴取・配慮)の概要について、資料に沿って育児休業を中心に解説していただきました。
休憩を挟み、午後5時から渡辺 佳哉 会員による実務基礎研修会が開催されました。『雇用保険事務手続きの手引き』【令和6年8月版】をもとに、労働保険保険関係成立届、資格取得届、変更届などの基本的な書き方を始めとし、継続事業一括申請書や離職票の様々な書き方などについて、具体的に解説していただきました。短期雇用特例被保険者の出稼ぎ手帳や昭和56年7月以前の被保険者証など、貴重な資料も目にすることができ、参加した会員の皆さまは熱心に聞き入っていました。
今回も、ペーパーレス化への協力のお願いとして、会場の後方に定期発送物のペーパーレス化の申込み案内QRコードを用意し周知しました。まだ申込みをされていない会員の皆様、会員専用ページより申込みができますのでご協力をお願いいたします。