令和7年度 第4回定例会・研修会が開催されました。

  令和7年10月23日(木)午後1時30分より、大宮ソニックシティ国際会議室にて、令和7年度第4回定例会及び公開研修会が開催されました。

 山口支部長の挨拶では、今月開催された支部対抗ソフトボール大会及び支部対抗ゴルフ大会において、大宮支部が優勝した旨の喜ばしい報告がありました。一方で、全国紙において、コロナ禍の雇用調整助成金の不正受給に関与した一部社会保険労務士への批判記事について触れ、国家資格者たる自覚を持ち、各自が役割を果たすことの重要性の注意喚起がなされました。

 その後、鈴木県会副会長(年金事務所との意見交換における各種情報)、水出政治連盟幹事長(石倉政治連盟会長の秋の園遊会への出席)、木本厚生部長(11/22の支部親睦旅行、12/6東京下町散歩、12/17ボウリング大会の開催案内)、嶋村広報部長(定期発送ペーパーレス化の推進案内、11/3桶川市民まつり・11/8、11/9あげお祭りへの出店案内)、齊藤協同組合理事(情報セキュリティ研修開催案内、しゃろたまグッズ購入斡旋)の順に、それぞれ報告と連絡がありました。

 

 休憩を挟み、東京エクセル法律事務所 弁護士 坂東利国 様を講師に迎え、「カスタマーハラスメント関係研修会~社労士が知っておきたいカスハラ対応~」と題し、公開研修会がありました。


 前提知識として、カスタマーハラスメントは、パワハラ等の各種ハラスメントと同様に、リスクマネジメントに則り、企業がやるべき基本的な枠組み(事前の予防措置と事後対応等)は同じと考えられるが、加害者が社外の「顧客等」である故、同様の対応では不充分の場合もあることなどの基礎的な説明がありました。

 そのうえで、企業が事前及び事後にどのような措置を取るべきなのか、坂東先生が作成された企業方針例やマニュアル例が記載されたきめ細やかな資料と判例や昨今の問題事例等を用いて、非常に分かりやすく説明して頂きました。我々社労士が、顧問先等に対し、提案、助言していくべき事項が多く盛り込まれ、結果として労働者の人権を守ることに繋がるという、非常に有意義な研修であり、参加された会員は熱心に受講されていました。 

山口支部長挨拶(支部対抗ゴルフ大会の優勝杯紹介)

支部対抗ソフトボール大会表彰(木本監督とMVP賞を受賞した三谷会員)

鈴木県会副会長(報告)

水出政治連盟幹事長(報告)

木本厚生部長(報告)

嶋村厚生部長(報告)

齋藤協同組合理事(報告)

研修会司会:五月女会員

公開研修会講師 弁護士 坂東 利国 様

公開研修会

閉会挨拶:原島副支部長