令和7年度 第3回定例会・研修会が開催されました。

  令和7年9月10日(水)午後3時より、大宮ソニックシティ市民ホール401402会議室にて、令和7年度第3回定例会が開催されました。

 山口支部長の挨拶の後、木本厚生部長(11/22の支部親睦旅行、10/4ソフトボール大会の案内)、嶋村広報部長(定期発送ペーパーレス化の推進案内、11/3桶川市民まつり・11/8、11/9あげお祭りへの出店案内)、齊藤協同組合理事(9/28開催「社労士業務に役立つWord・Excel講座」の案内、大杉埼玉SR理事(SR会員対象10/2「グレーゾーン発達障害にも対応!こじらせない問題社員の処方箋と定額残業代の防衛実務」研修の案内)の順に、それぞれ報告と連絡がありました。

 

 休憩を挟み、埼玉労働局 雇用環境均等部 指導課 厚生労働事務官 田村 祐介 様を講師に迎え、育児・介護休業法改正研修会がありました。資料に沿って令和7年10月施行改正のポイント(子の年齢に応じた柔軟な働き方を実現するための措置の拡大、労働者の仕事と育児の両立に関する個別の意向の聴取・配慮等の新設とその義務化、規則の規定例など)令和7年4月施行育児関係改正点(所定労働の制限の対象拡大及びテレワークの努力義務化、子の看護休暇の見直し、取得状況の公表義務の拡大)令和7年4月施行介護関係改正点(介護離職防止のための仕事と介護の両立支援制度の強化等)の順に、解説いただきました。子の看護等休暇に名称変更されたことや、規定整備において労使協定の締結により除外できる労働者から引き続き雇用された期間が6か月未満の労働者が除かれたが、規則が従前のままになっているケースが多いため留意されたいこと、雇用環境の整備の措置で、育児・介護とも同じ内容(相談窓口の設置等)でよいが、そのことを文書等で周知していないケースが見られるため留意されたいことなどのお話がありました。

 

 研修会終了後、堀米 整 会員を講師として「雇用保険実務基礎研修会」がありました。雇用保険の適用、被保険者、適用除外、被保険者の諸手続き(離職証明書、60歳到達時等賃金証明書、育児・介護休業開始時賃金月額証明書、所定労働時間短縮開始時賃金証明書)の順に資料に沿って、実務上の体験を踏まえながら具体的に説明していただきました。最後には離職証明書の書き方の演習問題もあり、初めて離職証明書を書く会員にも分かりやすく説明してくださり、参加した会員の方々は熱心に聞き入っていました。

 

定例会司会:町田総務部長

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

山口支部長挨拶

木本厚生部長

嶋村広報部長

齊藤協同組合理事

大杉SR理事

研修会タイトル

研修会司会:伊佐事業副部長

研修講師 埼玉労働局 雇用環境均等部 指導課 厚生労働事務官 田村 祐介 様

研修会全景①

研修会全景②

実務基礎研修会 講師:堀米整 会員

実務基礎研修会 研修風景